bits and bobs

20200617

今日は昨日より暑そう。

最近ずっと差別ついて考えていて、ご両親のどちらかが日本人ではない方のツイートをよく見ている。

直接口にしたことはなくても、私は確実に小学生くらいから、ハーフはすごくうらやましい、という感覚があった。どうしてそういう感覚になったのかはわからない。学校の環境によるものかなと思う。同じクラスにもいたし、学年に複数いた。仲良くはなかったけれど、その子がいじめられていた記憶はない。むしろその子はちょっといじわるなんではないか、と思っていた。

わたしはつい数年前まで、ハーフやクォーターという表現で傷つく人がいることも、わかっていなかった。むしろ褒め言葉のように感じていた。そんなふうに美しい人をうらやましく思っていた。今もその気持ち、心の中にある。

だから、わたしのこの意識が生んだ言葉がきっとあったし、それで傷つけてしまった人もいたと思う。それを思うと申し訳なく思う。

ツイートを見ていて、ご本人としてはミックスという表現がしっくりくる、という言葉を見かけた。この言葉もまた、しっくりくる人もいれば、そうでない人もいるかもしれない。ミックスというと、日本語にすると混血という言葉だと思ったので、混血というのは、外人という言葉以上に口にするべきはない言葉だ、という意識がある。だから、ミックスという言葉をわたしが発してよいのか迷う。また、ペットだと犬種についてミックスという表現が一般的らしく、その点から発することに抵抗があるという人のツイートを読んだ。わたしもその気持ちわかる気がする。

Aさんはハーフで、ではなく、

Aさんはミックスで、でもなく、

Aさんのお父様は◯◯出身で、というのが適切なのだろうか、と思うけれど、でもこの表現自体もし言及が必要な状況になった時だけ、言うべきなんだなと思う。

ツイートを拝見していると、初対面で色々聞いてくる人に傷ついていることが感じられ、わたしも今まで、もしかして失礼なことを聞いてきたことがあったかもしれない。

聞いてくる人のなかには、ハーフ?と聞くのがためらわれて、ご両親の出身を聞いている人もいそうだなと思った。けれどそもそも、初対面で人の出自を聞くのがおかしな話だな。

だれかのことを表現するのに、まずわかりやすそうで特徴的だと思ったことに言及しようとする。どこどこ大学卒業、どこどこにお勤め、どなたの奥様、そして、どこどことどこどこのハーフ、とか。ただ、それって自分の価値観から人の強調ポイントを決めているので、差別的視点も入りやすい。

日本で暮らしていると、海外にその人のルーツの一部を持つと思われる人に出会うことがまだまだ少ない。だからそういう人に会うと、そこをまず表現しようとしてしまうのかなと思う。それは人を傷つけているかもしれないし、私もそういう場面にでくわして思わず言葉にしてしまうこともあるかもしれないし、気をつけなくては。

discretion 裁量

Is Frayed こじれて?

Breaking wind in public may be a social taboo, but it’s not often that people face financial consequences for it.

Breaking wind 腸からのガス

https://www.bbc.com/news/world-europe-53072756